DHAとEPAの違いと相乗効果について解説しています。
  1. DHAとEPAの違いと相乗効果

DHAとEPAの違いと相乗効果

DHAとEPAの違いと相乗効果

DHAとEPAの違い

DHA(ドコサヘキサエン酸)

青魚の健康成分、DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)。「血液サラサラ成分」とひとくくりにされがちですが、同じオメガ3脂肪酸でも、その成分や働きはもちろん違います。DHAはコレステロールを作る元、VLDLを減らします。さらに血中のコレステロールの体内循環をアップさせることで、総体的にコレステロール値の改善を図ります。また赤血球や血管の細胞壁を柔軟にする作用があるので、しなやかな血管と流れやすい血液を作ってくれ、脳にも直接働きかけられます。

EPA(エイコサペンタエン酸)

EPAには、コレステロールへの効果に加えて血液中の血小板の凝集を抑制する機能があります。血小板は寄り集まると血栓になります。血管の傷の修復などのため、血栓は常に体内で作られていますが、過度に活性化すると心血管症を引き起こしたり、糖尿病や高血圧、脂肪異常を引き起こします。EPAは血小板の過度の活性・凝集を抑制して血液の流れを良くしてくれるのです。さらにEPAは、血液をドロドロにするもう一つの成分アラキドン酸の暴走を防いでくれたり、抗炎症作用や免疫力をアップする力もあります。

DHAとEPAの相乗効果

DHAとEPAはどちらも、血液をサラサラにしたりコレステロールや中性脂肪を下げたりして生活習慣病を予防する効果を持っていますが、どちらか一方だけでなく両方とも摂ることが推奨されています。両方の成分を摂ると、DHAとEPAそれぞれの固有の力が効果を補填しあい、単に量が増えたことによる効果アップ以上の相乗効果が期待できるからです。

EPAには、DHAにはない高い血小板凝縮抑制効果があります。このパワーは、血液をサラサラにするだけでなく、血栓をつくらせないことで重篤な心筋梗塞や脳梗塞を予防することができます。

一方、DHAは脳血管関門を通り抜けられる数少ない成分の一つですので、脳に直接働きかけることができます。直接脳内に行き渡って血流を改善し、脳の機能を高めることができるのです。残念ながらEPAは脳血管関門を通り抜けられませんから、脳への直接の効果は期待できません。

DHAとEPA、両方を上手く取り入れて、全身の健康を保ちたいものです。

DHAとEPAの相乗効果

DHA・EPAと一緒に摂りたい成分

DHA・EPAの一番の弱点は、酸化しやすいこと。食品から摂る時はもちろんですが、サプリメントで摂る場合にも、酸化防止の対策が不可欠です!

DHA・EPAサプリの多くに、DHAを酸化から守るための「抗酸化作用のある成分」が配合されています。代表的なのはビタミンE。DHAそのものの酸化を防ぐことはもちろんですが、ビタミンEの高い抗酸化力は、体内に入ってからも発揮されます。体内の活性酸素を取り除くことで、DHAの効果をより一層実感できるようになるのです。

そして、最近注目されているのが、ビタミンEの1000倍という高い抗酸化力を持つアスタキサンチンです。甲殻類や褐藻類の赤い色素から抽出されるアスタキサンチンは紫外線にも効果が高く、アンチエイジングにも効果的という優れもの。抗酸化以外の機能にも注目が集まっている成分です。是非、DHA・EPAと一緒に摂りたいですね!

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